生物ライター兼YouTuberとして注目を集める平坂寛さんは、ユニークな活動で知られています。
彼は、深海魚を捕まえて食べるだけでなく、危険な生物に刺されたり噛まれたりする実験を自身の体で行い、その様子をYouTubeチャンネルで発信しています。
猛毒を持つ生物の検証や珍しい生物との出会いをテーマに、体を張った動画は多くの視聴者から高い評価を得ており、専門的な知識を生かした彼の活動はますます注目されています。
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本記事では、そんな平坂寛さんのwikiプロフィールや経歴、著書、YouTubeでの活躍に迫ります。
平坂寛のwikiプロフィールと学歴
平坂寛は、日本の生物ライターとして知られる人物で、彼のキャリアはユニークな経験に彩られています。
長崎県で育った平坂さんは幼い頃から生物に強い興味を持ち、大学では海洋自然学を専攻。
さらに、筑波大学大学院に進学して生命環境科学を学びました。
生き物への情熱が彼の学歴とキャリアに大きな影響を与えており、その後のライター転身のきっかけにもなっています。
ここでは、彼の学歴とその背景について詳しく見ていきましょう。
平坂寛さんの基本プロフィール
- 名前:平坂 寛(ひらさか ひろし)
- 生年月日:1985年9月10日
- 出身地:長崎県長崎市
学歴
- 琉球大学 理学部 海洋自然学科 卒業
- 筑波大学大学院 生命環境科学研究科 修了
職業
- フリーライター、生物ハンター、YouTuber
主な活動
- 生物に関する記事執筆、書籍出版、テレビ出演、YouTube配信
- YouTubeチャンネル登録者数:73.2万人(2024年8月時点)
- 代表著書:『喰ったらヤバいいきもの』『深海魚のレシピ』
- 他に追加事項があればお知らせください。
生い立ちと学歴:長崎県出身から琉球大学・筑波大学へ
平坂寛は1985年、長崎県長崎市に生まれました。
幼少期から生物に興味を持ち、特に昆虫や魚に対する情熱が強く、父親が営む古書店の自然科学系の本に囲まれながら育ちました。
この環境が彼の探求心を育み、琉球大学理学部海洋自然学科に進学するきっかけとなります。
琉球大学では、生物多様性に富んだ沖縄の自然環境を舞台に、外来種や希少な生物の調査・研究に没頭。
さらに、研究者としての道を追求するため、筑波大学大学院の生命環境科学研究科に進学し、専門的な学問に深く関わるようになります。
平坂寛さんの学歴
- 長崎市立西町小学校 卒業
- 長崎市立緑が丘中学校 卒業
- 長崎県立長崎北高等学校 卒業
- 琉球大学 理学部 海洋自然学科 卒業
- 筑波大学大学院 生命環境科学研究科 修了
大学院での挫折とライター転身のきっかけ
筑波大学大学院に進学した平坂寛でしたが、そこで彼は一つのテーマに集中し続ける研究生活に疑問を抱き始めます。
彼の性格は広く浅く多くの分野に興味を持つタイプであり、大学院での専門的な研究に強いプレッシャーを感じていたのです。
この葛藤がきっかけで彼は研究者としての道を諦め、ライターとしてのキャリアを模索し始めました。
2010年には「デイリーポータルZ」で執筆デビューを果たし、以後、生物に関する興味深い記事を数多く執筆。
これにより、彼は生物ライターとしての新たな道を歩むことになりました。
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平坂寛の生物ライターとしての経歴
平坂寛は、生物ライターとして多くの読者に支持される存在です。研究者の道を諦めた後、彼はその豊富な生物知識を生かし、ライターとしてのキャリアを築きました。
特に注目を集めたのが「デイリーポータルZ」での執筆デビューで、その後も数々のテレビ番組やメディアへの出演を通じてさらに知名度を高めていきます。
ここでは、平坂さんのライターとしての経歴とメディアでの活躍について詳しく見ていきましょう。
デイリーポータルZでの執筆デビュー
2010年、平坂寛は「デイリーポータルZ」で執筆デビューを果たしました。
彼が最初に執筆した記事は「超かわいいカタツムリを探して」で、これは彼の生物に対する深い探究心を伝えるものでした。
このデビュー記事が評判を呼び、平坂さんはライターとしての道を進むことを決意します。
彼のスタイルは、ただ生物を観察するだけでなく、捕獲し、時には食べるというユニークなアプローチが特徴です。
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この斬新な視点が読者に受け入れられ、以後、彼は多くの生物に関する記事を手掛けるようになり、特に外来種や危険生物についての調査やレポートが高い評価を得ました。
テレビ番組やメディアへの出演歴
平坂寛の名が広く知られるようになったのは、テレビやメディアへの出演がきっかけです。
彼は2018年に「情熱大陸」に出演し、その個性的な活動が注目されました。
さらに、「有吉弘行のダレトク!」や「レベチな人、見つけた」といったバラエティ番組にも出演し、ユニークな生物ライターとしての存在感を示しました。
特に、深海魚や外来種といった一般的にあまり知られていない生物にスポットを当て、彼独自の視点でそれらの生態を紹介することで、幅広い層からの支持を集めています。
また、テレビ出演だけでなく、ウェブメディアやイベントでのトークショーなども積極的に行い、その活動範囲を広げています。
平坂寛さんのテレビ出演や講演会の経歴
テレビ出演
- 「情熱大陸」(毎日放送) – 2018年8月出演
- 「有吉弘行のダレトク!」(フジテレビ) – キモうまグルメ企画で出演
- 「レベチな人、見つけた」(テレビ東京) – 珍生物ハンターとして出演
- 「岡村隆史の世界の秘境で巨大生物を捕獲せよ 世界モンスターハント」(TBSテレビ) – 深海魚ハンターとして出演
- 「クレイジージャーニー」(TBSテレビ) – 珍生物捕獲の冒険を紹介
- 「ザ!世界仰天ニュース」(日本テレビ) – 珍生物エピソードで出演
講演会・トークイベント
- 「自然科学と冒険の魅力を伝える」講演会 – 全国各地で開催
- 生物多様性や外来種問題に関する講演 – 教育機関やイベントにて実施
- トークイベント「珍生物と暮らす!」 – 書店や大学で開催
平坂寛の著書と評価
生物ライターとして活躍する平坂寛は、執筆活動を通じて数多くの著書を発表してきました。
彼の著書は、外来種や深海魚といった一般にはあまり注目されない生物に焦点を当てたものが多く、そのユニークな内容が読者から高く評価されています。
特に『喰ったらヤバいいきもの』は多くの読者に支持され、彼の活動を象徴する一冊となりました。
ここでは、平坂さんの主な著書と、それに対する評価について掘り下げていきます。
『喰ったらヤバいいきもの』などの話題作
平坂寛の代表作の一つである『喰ったらヤバいいきもの』は、2017年に出版され、その斬新なテーマが話題となりました。
この本では、平坂さんが自ら捕獲した生物を実際に食べ、その味や食感を詳細にレポートしています。
特に、外来種や毒を持つ生物など、普通の人なら決して口にしないような生物をテーマにしていることが、この本の大きな特徴です。
平坂さんは、ただ珍しい生物を紹介するだけでなく、それらの生物が持つ環境への影響や、生態系の変化についても言及しており、深い知識とユーモアを織り交ぜた文章が多くの読者に支持されています。
子供にとっては興味付け、親としては注意喚起できる本ですね
読者からの評判と独自のスタイル
平坂寛の著書は、そのユニークな視点と独自のスタイルで多くの読者に愛されています。
彼の書き方は、専門的な内容でありながらも一般の読者にも分かりやすく、親しみやすい文章であることが特徴です。
特に、五感を駆使して生物を「感じる」というスタイルは、他のライターにはない独特のアプローチとして評価されています。
また、彼の本に対する読者からの反響も非常に高く、SNS上でも「平坂寛の視点で生物を見直した」「彼の本を読むと生物に対する見方が変わる」といったコメントが寄せられています。
平坂さんの著書は、単なる読み物としてだけでなく、環境問題や生物多様性についての啓発にも大きな影響を与えています。
平坂寛のYouTuberとしての活躍
平坂寛はライター活動に加え、YouTuberとしても大きな注目を集めています。
彼のYouTubeチャンネルでは、生物に対する独自の視点を活かし、危険な生物に挑戦する体当たり企画や、一般には知られていない希少な生物を紹介する動画が人気です。
特に、過激な実験や生物との対決をテーマにした動画は、視聴者から高い評価を受け、SNSを通じて瞬く間に拡散されました。
ここでは、彼のYouTube活動の内容や、その国際的な影響について見ていきます。
過激な動画内容と人気の理由
平坂寛のYouTubeチャンネルでは、一般の人が決して行わないような体験を取り上げています。
特に、猛毒を持つ生物に刺される実験や、危険生物を実際に食べるといった内容は視聴者の注目を集め、再生回数が数百万回を超える動画も少なくありません。
平坂寛さんのYouTubeチャンネルでの再生数が多い動画TOP5(2024年9月10日時点)
- 刺されて検証!毒魚ゴンズイに刺されたらこうなる&入浴剤で治る!?- 481万回再生
- 実際に刺されてヤバかった危険生物ベスト5 そして…【セルフ人体実験=教養】- 445万回再生
- かまれて検証!「スッポンはかみつくと雷が鳴るまではなさない」は本当か?- 364万回再生
- 【痛みで失神】人生で一番痛かった体験は異国での『セルフ手術』でした – 315万回再生
- 新種の巨大ムカデを素手で捕まえてみた&咬まれてみた- 230万回再生
彼の動画は、単なる危険な挑戦にとどまらず、その背後にある生物の生態や、環境問題についても触れることで、エンターテイメント性と教育的要素を兼ね備えた内容となっています。
また、彼の体を張った実験や挑戦が「命がけのリサーチ」として視聴者に強いインパクトを与えており、特に好奇心旺盛な層に人気があります。
SNSでの拡散と国際的な影響
平坂寛のYouTube動画は、日本国内だけでなく、海外でも大きな反響を呼んでいます。
SNSで動画がシェアされ、世界中の視聴者からコメントが寄せられるなど、彼の活動は国際的な注目を集めています。
特に、毒を持つ生物や外来種を扱った動画は、環境問題に敏感な海外メディアでも取り上げられ、彼のユニークなアプローチが高く評価されています。
平坂さんのYouTubeチャンネルは、2024年8月時点で登録者数が73.2万人を超え、今後もその人気が続くことが予想されています。
彼の活動は、エンターテイメント性と教育性を両立しながら、国際的な影響を与え続けています。
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